急性結膜炎について、どのような症状がありますか
2011年8月16日(火)
急性結膜炎とは、「充血、メヤニ、涙が多い」などの症状で急性に発症する結膜炎の総称で、細菌やウイルス感染、アレルギーなどが主な原因です。特にウイルス感染による結膜炎は、非常に感染力が強いので注意が必要です。原因となるウイルスによって痛み、異物感、まぶしさ、まぶたの腫れや発熱、喉の痛みなどの症状がある場合もあります。上記の症状がある場合はプールには入らず、早めに眼科を受診してください。ウイルス感染による結膜炎と診断されたら医師の許可があるまでは学校を休み、自宅で充分に休養してウイルスに対する抵抗力をつけることが重要です。水泳での感染を予防するために、水泳中はゴーグルを装用するとよいでしょう。水泳後は人工涙液などで洗眼し、タオルは決して他の人と共用しないようにしましょう。また、日頃から外出後は手を石鹸でよく洗う習慣をつけることが大切です。
(中日新聞中濃版 教えて!ドクターQ&A 7月21日掲載)